筋トレというと、ダンベルやトレーニングマシンを使うイメージがあるかもしれませんが、
実は普段座っている椅子を使っても効果的な筋トレができます。
腹筋をつければ、たるんだお腹を引き締めることができるでしょう。
自宅や会社で早速試してみたくなるほど、どれもやり方は簡単です。
椅子を利用した筋トレに、是非チャレンジしてみましょう。
目次
シットアップより腹筋を鍛えている感覚がわかりやすい筋トレ
腹筋を鍛えるというと、シットアップをイメージする方が多いかもしれません。
シットアップとは、仰向けに寝て、上体を起こす腹筋運動のことです。
確かにこれは腹筋を強くできる運動ですが、筋トレにあまり慣れていない人がやると、腹筋以外の筋肉で上体を持ち上げてしまうことが多いのです。
そこで、筋トレにあまり馴染みのない人でも、腹筋を意識しつつできる筋トレを紹介します。
トレーニングのやり方
まずは椅子に浅く腰掛けましょう。
椅子の座面の横を両手でそれぞれ掴み、座っていた時と同じ、
膝を曲げた姿勢のままで脚を15cmほど上げておきます。
これが基本姿勢です。その状態からゆっくりと膝を胸に近づけていきましょう。
そして、またゆっくり基本姿勢へ戻ります。
下腹部を意識し、腹筋を鍛えているイメージを持ちながら行うとより効果的です。
最初は12回を2セット続けてみましょう。
慣れてきたら回数やセット数を増やします。
これは単純な筋トレですが、意外とハードです。
続けるのが辛い場合は、好きな音楽を聴きながら頑張るのもおすすめです。
会社でも人知れず腹筋を鍛える筋トレ
椅子を使えば、会社でも気軽に腹筋をつける運動ができます。
負荷の大きさによって3つのレベルがあるので、負荷が軽いものから順に挑戦してみましょう。
トレーニングのやり方その①
まずは一番やりやすい筋トレです。
椅子に座り、両手を机の上に置きましょう。
机の下では膝が曲がって足裏が床についている状態です。
背中をやや丸めて座って下さい。
これを基本姿勢とします。そして、左右の脚を交互に上げます。
膝を上げるイメージです。
脚は4秒かけてゆっくりと上げていき、4秒かけてまた下げます。
左右をワンセットとして8回は行いましょう。
トレーニングのやり方その②
次のレベルでは、基本姿勢は同じで、今度は両脚を同時に上げ下げしてください。
脚を上げるのに4秒、下げるのに4秒かけるのは同じです。これも8回行います。
両脚の同時上げ下げも楽に感じるようになってきたら、
一番ハードな筋トレに挑戦してみましょう。
トレーニングのやり方その③
椅子に座って両手を机の上に置き、背中を丸めたら、机の下で両脚を組みます。
そして、下になっている脚だけに力を入れ、脚の上げ下げをします。
今までと同じように、4秒かけてゆっくり脚を上げ、4秒かけてゆっくり脚を下げましょう。
左右8回ずつ行ってください。
この運動は、腹筋をつけるだけではなく、腹斜筋を鍛えることも可能です。
腹斜筋は、男性らしいかっこいいお腹のくびれを作ってくれます。
身体のメリハリをつけてくれる筋肉なので、
これを鍛えるとお腹周りがスッキリするだけではなく、
身体全体のバランスが良くなり見栄えも変わるでしょう。
椅子を使った筋トレを侮るなかれ
椅子を使った筋トレは手軽にできるのでおすすめです。
普段の生活の中で行えるものばかりですので、空き時間を利用して挑戦してみましょう。
気長に続けると、筋トレが生活の一部になるでしょう。
筋肉をつけるためには、運動を習慣づけることが大切なのです。
いい筋肉がつけば、いつの間にかお腹もへこみ、
すっきり引き締まった身体になる可能性があります。