筋トレをすれば筋力がアップし体つきもシャープに変わってくるので、時間をかけて筋トレに励めば励むほど効果が現れるような気がするものです。
しかしながら、時間管理を徹底した計画的な筋トレこそ最大限の効果が得られるので、計画性と適切な時間管理を忘れないことが大切です。
筋トレにどれくらいの時間をかければ筋力アップやダイエットの最大限の効果が得られるのかについて説明します。
目次
身体に負担をかけすぎないようにしましょう
筋トレをすると筋肉組織の細胞が壊れて新たな組織が生成されるので、結果として筋肉が増加していきます。
壊れた細胞は老廃物として血液中に流れ込み、腎臓が処理することになります。
したがって、筋トレをすれば腎臓など内臓に負担がかかることを忘れてはいけません。
ただ、短時間の筋トレなら内臓に過剰な負担をかけず、内臓機能の低下を招くこともありません。
また、筋トレをすると大量の汗をかくので水分を補給することになりますが、これも血液が増加し過ぎて心臓などの臓器に負担をかけないようにします。
筋トレに加えて筋肉増強のためプロテインパウダーを摂取することも多いですが、タンパク質を摂りすぎて内臓に負担がかからないように注意しましょう。
さらに、筋トレをすると筋肉組織の末端に乳酸が溜まるので、疲労感が溜まって翌日の活動に影響を与えないようにすることも必要です。
筋トレは有酸素運動や休憩と組み合わせる必要があります
筋肉組織の末端に溜まった乳酸を排出して疲労感を残さないためには、筋トレの後に20分から30分の有酸素運動を行って血液循環をよくする必要があります。
したがって、ジムに通って筋トレをする際も、筋トレの後に必ずエアロバイクやランニングマシーンなどで一定時間の汗を流すことを忘れてはいけません。
また、内臓への負担を減らすため、筋トレはメニュー毎に短時間の休憩を入れてゆっくりと取り組むことが必要です。
なお、睡眠も筋肉増強のためは不可欠の要素と言えます。
筋トレに適切な時間とは?
筋トレにかける時間は週に何回行うかによっても異なります。
例えば、毎日筋トレをする人は、1日に30分のトレーニングで十分です。
体の各部位の筋トレを2セットくらい行い、体の一部だけを集中的に鍛えるような偏った筋トレは避けた方が良いでしょう。
なお、毎日筋トレをしないと気が済まない人も、必ず1週間に1回くらいは休む日を設けましょう。
筋肉や内臓を休めることは重要です。
休んでいる時に筋肉が増えるので、休むことも筋トレの一部だと考えると良いでしょう。
また、1日おきに筋トレをする人なら、1回のトレーニングは1時間程度かけます。
上半身から下半身まで全体の筋肉を隅々まで偏りなく使うようにします。
3セットくらいずつ行って、負荷もその日の体調によって軽重を決めます。
いずれにしても筋トレ後の有酸素運動を必ず行いましょう。
自分の体調に合わせた時間の筋トレをしましょう
筋トレはダイエットや健康維持のために有効ですが、自分の体調に合わせて計画的に実施することが必要です。
筋トレは1回当たりの時間を制限して必ず有酸素運動と休憩の時間をきちんと取り、無理のない方法で習慣化できることが望ましいです。
日によって体調の良い時にはつい頑張りすぎてしまうことがありますが、あくまでも計画通りの筋トレが最も効果的であることを忘れないようにしましょう。